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トリキュラーの避妊だけではない効果|生理痛の軽減や更年期障害にも

薬が乗っているお椀

トリキュラーは、低用量ピルの一つで三相性タイプです。日本の婦人科でもよく使用されている薬であり、1999年に承認されました。1シートには21錠分の成分が含まれていますが、色によって成分量が異なっており、21錠すべて飲みきった後は7日間の休薬期間を設けることになっています。三相性タイプの低用量ピルは、女性の体の仕組みにできるだけ合わせており、3錠を使い分けることによって、副作用を減らすことができるほか、女性ホルモンの量を減らしても月経の周期がコントロールできるようになっています。

トリキュラーの成分は卵胞ホルモンであるエチニルエストラジオールと、黄体ホルモンのレボノルゲストレルであり、正しく毎日1錠を継続して服用することによって99%、避妊することができます。臨床試験においても3錠以上服用を忘れた場合は、妊娠をしてしまいましたが、きちんと服用をしていた人は100%避妊に成功しています。

トリキュラー錠21は避妊に用いられる低用量ピルです。女性ホルモンである卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬を配合し、主に排卵をおさえることで避妊効果をあらわします。

引用元:【公式】トリキュラー12箱セット(1年分)|あんしん通販マート

トリキュラーの場合、避妊効果が高いことで有名ですが、生理痛などの月経困難症の軽減や40歳前半の人に対応できる更年期障害にも効果があります。これは、トリキュラーの成分を取り入れておくことによって、性腺刺激ホルモンが分泌されず、卵胞が成熟できないため排卵が起こらないことと、子宮から血液として出てくる子宮内膜を小さくする作用があるからです。子宮内膜が十分に厚くなっている場合、それを排出しようと収縮が強く起こりますが、小さくなっている分収縮も強くならずに済み、生理痛を軽減できる仕組みです。更年期障害においても、卵巣の働きを一時的に休ませ、ホルモンのバランスを整えることができます。通常血栓症のリスクなどを考えて、45歳までの更年期であれば低用量ピルも治療薬の選択肢としてあげられていますが、以前から低用量ピルを使用していた場合は、閉経ごろまで使用できることもあります。

トリキュラーには、卵胞を成熟させないため排卵を抑制し、受精卵が着床するのを阻害する作用とさらに精子が侵入するのを阻害する効果があります。排卵した後に起こる女性の体の変化と似た状態にし、妊娠初期のような状態を作るので、避妊効果が高まるほか、生理痛がひどくならず、月経前症候群の症状も起こりにくくなります。効果は服用してから1週間後になり、避妊効果にしても生理に関する症状の改善も効果が現れてからとなるので、服用を長く続けることによってより効果が途切れることなく、継続することができます。

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